№30(2016年)
箱根町の函嶺洞門です。昭和6年に旧国道1号線に作られたロックシェードですが、平成26年のバイパス完成により役目を終えました。
函嶺洞門(かんれいどうもん)と読みます。
足柄下郡箱根町湯本にある洞門で、箱根国道(国道1号)にあったロックシェード(土砂崩れよけ)です。
昭和初期に完成。中国の王宮をイメージしたデザインとなっています。
正月の箱根駅伝では、2日の往路5区の山登り、3日の復路6区の山下りで、タイムを調べるポイントにもなっていましたが、車道幅員も5.8mと狭いこともあり、慢性的な渋滞の原因にもなっていたことから、早川に架かる橋を含む迂回バイパスの建設工事が始まり、2014年2月7日をもって函嶺洞門は供用を終了、現在は通行止めになっています。2015年に国の重要文化財に指定。
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