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LOTUS TYPE 79 FORD (1978年)

フォードV8エンジンの製作

エンジンブロックを組み上げる

次はエンジンです。エンジンブロックはあらかじめ組み上げてから塗装済みです。使用感を出すために、フラットブラックやフラットブラウンでウェザリング塗装をしました。

キットには、インジェクションシステムの黒い電気コードのみが用意されています。コスワーズエンジンは8気筒なので、8本のコードを点火プラグに接続します。点火プラグはNGK(日本特殊陶業)製だったようです。

更にこれに、燃料用のパイプを追加しました。透明のビニルコードを使用しています。

パイピングを施す

ほかにもいくつかのパイピングを追加しています。すべてを実車通りに再現するとコードだらけになってしまうので、適当に省きながら配線します。

写真は燃料タンク上部の燃料ポンプからのパイプと、オイルリザーブタンクから伸びる3本の金属製(風)パイプです。これらはいずれも、ノズルやホースジョイント部品が再現されているので、パイピングを施さないと不自然なためです。

エンジンとギヤボックスの接合

ロータス79のエンジン

こちらはギヤボックスを完成させ、リヤダンパーを取り付けてエンジン本体と合体させたところです。まず、特徴的なところ(というか現代F1との違い)は、リヤのブレーキユニットの場所です。ホイールのすぐ内側ではなく、ギヤボックス側に付いています。

エキゾーストパイプは、焼けた感じを出すためにベースのフラットブラックの上から、メタリックグレーやレッドブラウンなどで錆び焦げ感を出しました。

重量感が伝わってくるでしょうか。

エンジンをモノコックに固定する

ロータス79のエンジンとモノコック

モノコックとエンジンを合体させたところです。双方の爪を合わせ、ガチャッと嵌め込むとしっかりとした強度が得られますが、これが結構難しいです。持つところが少なくて力をかけられないからです。

車体右側に這わせた赤いコードは、スロットル用のアクセルワイヤーです。写真で見るとちょっと太いように見えますが、現物はそうでもありません。

ビーズ部品を利用する

左側のスロットルプレートの上にだけある補機は、燃料タンク側とつながっているようなので、0.5㎜真鍮線とビーズの部品を利用して追加します。ビーズ部品は何かと重宝します。

ロータス79のリアスタビライザーの調整レバー

モノコックの左側には、リアスタビライザーの調整レバーから伸びるハーネスを這わせています。ハーネスの先端は、厳密にはエンジン上部とギアボックス上部を通ってリアサスペンションのスタビライザーまで到達するのですが、やってみると何だかコードばかりでわざとらしくなってしまったので、エンジン内部にフェイドアウトさせました。

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