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家のコンセントをUSB対応にする

壁のコンセントをUSB対応にする

タコ足配線

たこ足のコンセント

我が家のリンビングルームのカウンター横にあるコンセントです。3連コンセントなのですが、ご覧のように砂糖に群がるアリのような状態になっています。

スマホ充電、ワイヤレス固定電話、AIスピーカーなどの軽量級なので電力消費量は問題なのですが、見た目が非常に悪いです。何とかしましょう。

パナソニックのコンセント

本日の材料です。どうせなので、6連タイプに拡張し、うち2口をUSB対応にしようと思います。パナソニックのトリプルコンセント(税抜313円)と、ダブルUSB+シングルコンセント(税抜4,456円)を使用します。USB対応は変圧器が内蔵されているので高価です。

(注)金額はモノタロウ価格

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未来工業のコンセントボックス

新築の場合はコンセントボックスが壁内部の間柱に木ねじで固定されていますが、後付けの場合には、壁や石膏ボードを挟み込んで固定するタイプが便利です。今回使用したのは、未来工業製の「あと付はさみボックス」(税抜436円)です。四隅のネジを回すと固定用のツメがせせり出てきて、石膏ボードを内側からガッチリ挟み込みます。

プレートはパナソニック製の6連対応(税抜189円)です。取付枠とセットになっています。

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コンセントボックスの下処理

作業に入ります。まず、スイッチボックスの加工です。USB対応コンセントは奥行きがあるので、本来は深底タイプのコンセントボックスが適しているのですが、干渉する部分やコードの通り道を切り欠いて使用することにします。

ケーブルは直径2㎜のVVF銅線を使用します。屋内配線は既存のものを使うので、トリプルコンセントからUSB対応コンセントへのリレー用に、5㎝ほど使うだけです。2軸タイプの被服を剥がして、正味のみ使います。

第二種電気工事士の資格が必要

では、既存のコンセントの取り外しにかかりましょう。なお、ここからの作業は、第二種電気工事士の資格が必要になります。感電すると怖いので、この部屋のブレーカーを落としておきます。表面のカバーは爪で留まっているだけなので、マイナスドライバーで引っかけると外れます。

コンセント本体を壁から外す

取付枠は上下の小さなネジを外すと、すぐに取れます。更に、その内側の大きめのネジを外すと、本体がコンセントボックスからリリースされます。

コンセントボックスを取り外す

壁の内部にはコンセントボックスが設置されています。コンセントのすぐ右側に間柱が縦に走っており、これに木ねじで固定されているようです。ここでねじ頭を潰してしまうと取り返しがつかなくなるので、長めのプラスドライバーでゆっくりと確実に回します。

コンセントボックスを取り出す

木ねじは1本だけなので、これを外すと、コンセントボックスを取り出すことが出来ます。

コンセントボックスを取り替える

続いて、コンセント本体に刺さっている屋内配線のケーブルを抜きます。

そして、新しいコンセントボックスの輪郭を壁に写し取ります。この部分を新たに切り取ります。

引き回し鋸で壁を切る

開口部の角にドリルで穴を開けておき、「引き回し鋸」を差してゴリゴリと切っていきます。大きく切り過ぎては後戻りが出来ないので、気持ち小さめに開口します。厚さ1㎝ほどの石膏ボードの穴が拡張されました。内部の断熱材が見えています。

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エスコ 280mm/235mm 引き回し鋸(品番:EA599B-1)

価格:1,027円
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新しいコンセントボックスを取り付ける

コンセントボックスがギリギリ通るサイズまで少しずつ周囲を広げ、コンセントボックスを収めます。四隅のネジをしっかりと締め、壁に固定します。

コンセントの配線

コンセント本体の配線

コンセント本体の配線はこんな感じです。三連コンセントの入力側(黄色い丸印)に屋内配線からのケーブルを挿入します。その下の送り配線(赤色の丸印)とUSB対応コンセントの100Vコンセント入力端子(水色の丸印)を繋ぎます。ここからUSB変圧器へは配線済みでした。オレンジ色の矢印は電気の流れ(交流ですので正しい表現ではありませんが)です。

コンセントの取付け

コンセントを取り替える

屋内配線を正しく(接地側と非接地側を間違えないように)配線したら、コンセントボックスに収め、ビス留めします。

コンセント本体をコンセントボックスに固定したら、カバー枠をそこにビス留めして固定します。

USB対応コンセント

カバーを取り付けて完成です。いい感じです。

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