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フジミ フェラーリ641/2を作る

いよいよ組立です

まずはエンジンから

フェラーリ641-2のエンジンブロック

フェラーリ641/2のエンジンは、「ティーボ036/2」という型式です。V型12気筒の約3,500ccの鋳鉄製です。

680馬力を出しましたが、当時のライバル、ホンダV10に比べて30馬力も劣っていたそうです。

キットの組立指示書は、エンジンブロックの製作から始まっていますので、まずはこれに従っていきましょう。

ありえないエンジン取付手順

この後の手順を仮組みで確認していきましょう。組立説明書の①~⑧までは、エンジン回りの組立になります。そして⑨~⑫までがモノコック部分の組立です。

そして⑬になって、いきなりそのモノコックとエンジンブロックの結合の指示です。

けっしてフジミの説明書にケチを付けようという気はないのですが、さすがにこの⑬の指示はあり得ないです。組み上がったエンジンブロックとモノコックを、細いラジエータホースのメッキパーツ(E21~E26)だけでつなぎ、それを後の工程でシャーシに載せなさいという指示です。フジミの人は本当にこの指示どおりの手順で作ったのでしょうか。モノコックとエンジンを接続することなく、ラジエーターホースだけで固定せよはあり得ないですね。⑬の手順はスキップすることにしましょう。

現実的な組立手順は、このようにシャーシ(アンダーカウル)の上にモノコックを固定し、その上でエンジンブロックを接合するのでしょうね。

タミヤのキットなどでは、エンジンとモノコックの接合がガッチリと行われるものですが、フジミではそういった配慮がないので、手順を工夫しないとあとで痛い目に遭うことになります。

Ferrari641/2のエンジン塗装

エンジンブロックは、セミグロスブラックとガンメタルの混合色での塗装指示です。実車写真も参考にしながら、アクリルタミヤカラーのX18(セミグロスブラック)とX10(ガンメタル)を調色し、エアブラシで塗装しておきます。

Ferrari641/2の足回り塗装

そのほか、足回り部品もセミグロスブラック塗装が多いので、纏めて塗装しておきます。

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