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Mercedes-Benz 300SL (1954年)

1950年代とは思えぬフォルム

タミヤのフルディスプレイ1/24モデル

メルセデス・ベンツ300SL

終戦の7年後、1952年にダイムラー社が送り出したレース用ベンツ、300SLです。今回製作するのはその市販車版300SL(W198)です。1954年に発表され、合計1,400台が生産されました。

見た目の特徴はなんといても左右のドアです。元祖ガルウィングのこのドアは、車体側面に走るフレームの影響で通常の横開きに出来ず、やむを得ずこの形になったものです。

ほかにも、市販車で初めて燃料直噴方式を採用し、215馬力を出した3,000ccエンジンなど、1950年代とは思えぬスペックをたたき出しました。

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フルディスプレイモデル

メルセデス・ベンツ300SLのキットの中身

キットは、1/24スケールのフルディスプレイモデルです。部品は塗装することを前提に、白、黒、透明、そしてメッキ部品で構成されています。

室内及びエンジンは再現され、左右のガルウィングとエンジンフードは開閉式です。このスケールのカーモデルで画期的な点は、車体のフレームが忠実に再現されている点です。出来上がってしまえばまったく見えない部分ですが、実際の車体構造を学習できる秀逸モデルです。

メルセデス・ベンツ300SLの製作手順書
付属の組立説明書と自作の手順書

例によって、最初の作業は説明書の熟読です。実車の資料とも比較しながら、説明書通りに作る部分と改造を加える部分を選別し、組立と塗装の手順を考えていきます。

今回もリヤフードの開閉など、いくつか手を加えていこうと思います。

ボンネットバスのジオラマ

で、こちらが完成後の写真です。

エンジンフード、ガルウィングの左右ドア、トランクと、フルオープンの改造を施しました。エンジンフードはキットオリジナルですが、ガルウィングはダンパー部分を自作、トランクは開かない仕様を切り抜いて開閉型に改造しています。おまけとして、ヘッドライトの点灯を可能にしていますが、電池の置き場所が見物です。

それでは、製作風景を順次ご覧ください。

 

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