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ザッハトルテジオラマ(1941年)

デメルの建物を作る その1

実物同様の白壁を作る

デメルの建物

ザッハトルテの入っていた木箱(約16㎝四方)の中という制約があるので、建物の置き方には工夫が必要です。しかも今回は蓋も閉めなければならないので、高さ制限もあります。

ジオラマを作るときはベース以上の広がりを錯覚させるため、斜めに配置するのが常道です。

実物とは異なりますが、斜めと平行を組み合わせた変形にしてみます。ベースは1.0㎜プラ板です。

デメルの建物採寸図面

こちらが採寸図面です。壁と天井を1.0㎜プラ板で、軒先の日除けを厚紙で作っていきます。

デメルの建物の壁

壁面には、実物写真を参考に、0.1㎜プラ板で作った横板を等間隔で貼っていきます。

デメルの建物の壁塗装

塗装はサフを吹いた上からベースホワイトを重ね、僅かに黄色を垂らした白で筆塗りしました。艶があり過ぎてもなさ過ぎても不自然なので、このくらいがちょうどよい感じです。

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