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サッシの鍵を自分で修理する

鍵がグラグラしてきた

クレセント錠のバネは消耗品

サッシの鍵のぐらつき

写真のようなサッシの鍵のことをクレセント錠といいます。2枚の窓をカチャッとかみ合わせて固定する仕組みです。

使用頻度にもよりますが、経年劣化によって、内部のバネが破損すると、レバーの部分がぐらついて頼りなくなってくることがあります。

そのままだと、振動を与えるだけで鍵が開いてしまったり、逆に閉まってしまったりということもあるので、修理が必要です。

クレセント錠そのものも売られているので丸ごと交換してもよいのですが、バネだけであれば簡単に修理可能です。

クレセント錠の内部

クレセント錠の修理

まずは内部を見てみましょう。上下のカバーをマイナスドライバー等でこじ開けると、ネジ頭が見えてきます。これを外していきましょう。

クレセント錠の内部構造

クレセント錠のバネ

本体が外れました。内部を見てみましょう。バネが見えますが、上部の留め具部分が破損してブラブラしています。これが原因ですね。

クレセント錠のバネ

左の写真が破損したバネです。実は以前にも一度交換しているので、オリジナルの部品ではありませんが、再度これと類似したバネに交換しましょう。

ジャンク部品の中から似ているバネをピックアップしてみました。このように閉じているバネを引っ張るタイプのバネを「引きバネ」といいます。引っ張るためのフックが両端に付いています。

なぜこのようなバネがジャンク部品箱にあるのでしょう。それは地道な収集です。例えば修理不能な家電製品を捨てるとき、私は必ず分解して使えそうな部品は保管しておきます。特に壊れたプリンタなどはバネの宝庫です。

クレセント錠のバネ交換

クレセント錠のバネを交換

バネを交換しました。これが正しい姿です。

クレセント錠の修理完了

クレセント錠の修理

あとは元通りにサッシにネジ止めします。クレセントのレバーを開き又は閉じにするとバネが伸びて適度なクリック感が味わえます。

これで振動による誤作動もありません。

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