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道具

~製作に必要なアイテムあれこれ


くっつけるもの

プラモデル製作に必要な道具 リモネンセメント

まずは普通のプラモデル用接着剤。セメントとも呼ばれます。各社から同様の接着剤が出ています。

タミヤのセメントは瓶が四角いので倒れづらい点がGOODです。中でも最近愛用しているのが、タミヤのリモネンセメント。柑橘類を原材料にしているので、オレンジのような香りがしますが、飲んではいけません。

セメントはプラスチックをいったん溶かして両者を接続する仕組みです。樹脂の入った通常タイプと溶剤だけからなる流し込みタイプの2種類があります。貼り合わせた後、しっかりと固定しておく必要がありますが、硬化後の強度は抜群です。ただし通常のスチロール樹脂(一般的なプラモデル素材)以外には使えませんので、ポリカーボネート樹脂やPET樹脂などはくっつきません。メッキ部品は接着面を削っておく必要があります。塗装後の部品はくっつかないことはありませんが、接着力が弱くなるので、他の接着剤(瞬間接着剤やエポキシ接着剤など)の方が適しています。

樹脂入りの通常タイプと、流し込みタイプはどちらが良いか。それは状況によります。合わせ目をしっかりと固定しておける部品であれば流し込みタイプの方が強力に接着出来ます。いっぽう、合わせ目に凹凸があったりすき間がある場合には、そこを樹脂が埋めてくれる通常タイプの方が適しています。使い分けですね。

 

プラモデル製作に必要な道具

接着剤いろいろ。左から木工用ボンド。木材はもちろんですが、発泡スチロール、紙とプラスチックの接着などにも適しています。また、プラスチック部品の仮組みの際の簡易接着剤としても使えます。

そして、上から瞬間接着剤、中央が瞬間接着剤のゼリータイプ。アロンアルファの下が透明部品を接着する際に使用するシリコン樹脂系接着剤「美透明接着剤」(GSIクレオス)、エポキシ系2剤接着剤、合成ゴム系のプラスチック接着剤「GPクリヤー」(コニシ)です。対象物、シーンに応じ、接着剤は使い分けが大切です。

 

プラモデル製作に必要な道具 プラスチック用接着剤

オールドファンには懐かしい、昔のキットに付属していたプラスチック用接着剤。チューブの先に穴を開け、少しずつ使用しますが、制作に時間がかかると途中で固まって使えなくなります。別売の液体セメントの普及と相まって、やがて姿を消しました。

プラモデル製作に必要な道具 プレスクランプ

接着したものを固定しておくには、テープを貼る、洗濯ばさみやクリップで挟むなどいろいろありますが、こんなに小さなプレスクランプも重宝します。これは幅が3㎝ほどの極小タイプです。

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