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ザッハトルテジオラマ(1941年)

フィギュアの製作

ドイツ軍曹と英国軍運転手を材料に

前回のボンネットバスジオラマで使い残したフィギュアから2体流用します。

ひとつは、シュタイヤー軍用乗用車に付属しているドイツ軍の軍曹、もう一つはウクライナMini Art社製の英国軍の運転手です。

(2022年追記:ウクライナ頑張れ!)

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ではまず軍曹の方からいきましょう。上の箱絵のとおり、右斜め前を向いて手を胸の前に置いた構図になっています。これをひとまずバラバラ事件にします。

そして顔は正面、両手は前に荷物を持った感じで微調整します。首や腕の付け根はパテで埋めて自然な形状に調整します。

次に運転手です。こちらも原型は上の箱絵のとおり、かなり前のめりになった姿勢です。また、顔も英国人なので、シュタイヤーのキットに付いているフィギュアの頭部を借用してすげ替えます。

ハンドルを自然に持たせるので、腕の位置を改造する必要があります。肩の流れが不自然にならないよう、若干短めに削って胴体に接合します。強度を保ち、かつ位置の調整がしやすいように、関節部分に真鍮線を埋め込んでおきます。

腰の角度も過度な前傾を是正するために削り込んでから再結合します。

位置が決まったら、肩や腰の部分をパテで埋めておきます。今回はタミヤの光硬化パテを使用しています。

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サフを吹いて結合部を補正します。光硬化パテだとすぐに固まるので、サクサクと作業が進みます。

軍曹は立たせる予定なので、足裏に真鍮線を刺しておきます。

続いて基本塗装です。最初に肌の部分(頭部と手)を肌色に塗ります。次に衣服と靴を塗ります。

軍曹はフィールドグレイ、運転手はニュートラルグレイと色分けします。靴(ブーツ)はフラットブラックです。これらの塗装はタミヤアクリルカラーを使用しました。

顔の塗装にはアクリル絵の具を使用します。プラモデル用の塗料とは違い、乾燥が遅く、塗りながらの調色も出来るので便利です。

パレットの上に、白、黄色、茶色、赤、黒を並べておきます。これで何通りもの肌色が調色できます。

軍曹の塗装

ベースに塗った肌色のタミヤカラーが乾いたら、顔の輪郭、顎の下、鼻の脇など、陰になる部分を暗めの肌色に調色したアクリル絵の具で塗っていきます。

軍曹の顔の塗装

次に、鼻筋やほおの頂上を白めの肌色でハイライトします。唇は赤過ぎるとカマっぽくなってしまうので注意です。

口腔内は暗めの赤、白目と歯を白く塗ります。

軍曹の完成

髪は金髪にしました。金色の絵の具で塗るのではなく、顔のパーツは、先ほどパレットに出した白、黄、茶、赤、黒で調色したもので塗装します。

黒目を入れ、口元の角度を調整して表情を作ります。

また、衣服にも陰影を付けて凹凸を強調しておきます。

軍曹は、手にザッハトルテを持たせる予定なので、両方の手のひらを上に向け、嬉しそうに微笑んでいる表情を作ります。運転手は若く、少し軽めの表情にします。

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