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TOYOTA 2000 GT(1967年)

ボディの塗装

塗装の下準備

トヨタ2000GT 塗装

さあ、大体の部品造作が完了したので、ここからはボディなどの塗装に入ります。まずは、車体周りのパーツにサーフェイサーを吹いて、表面の傷やひけなどを確認していきます。

サフを吹く

サーフェイサーを吹くと、表面の傷や、パテのみがき不足などが見えてきます。吹いて乾かして磨いてを幾度か繰り返し、表面を平滑に仕上げていきます。

グランプリホワイト

ボディ塗装は、部品ごとに色合いが変わらないよう、仮組みの状態で表面を塗装していきます。通常のグレーサーフェイサーの上から、ベースホワイトを吹き付け、この段階で、1000番のサンドペーパーで表面を均します。

続いて、Mr.カラーのグランプリホワイトをエアブラシで吹いていきます。

グランプリホワイトはややアイボリーがかった白です。これを3回ほど重ね、1週間乾燥させました(週末しか作業できないだけですが)。この段階で、1200番のスポンジやすり、2000番のフィニッシングペーパー、3000番の精密研磨フィルムの順で水研ぎし、塗装面の凹凸を均します。

平滑になったところでクリヤーコートします。いつものMr.カラー・スーパークリヤーⅢをレベリングうすめ液1:1で3回ほど塗装、最後に1:2の薄い状態のものを垂れる寸前まで吹いて表面を滑らかにします。後はまた1週間待ちましょう。

塗装後の研ぎ出し

それではここで、1週間経ったボディ塗装の仕上げに入ります。クリアコートをさらに平滑にするため、2000番のスポンジやすり、3000番の研磨フィルムで均し、タミヤコンパウンド(細目)→タミヤコンパウンド(仕上げ目)→モデラーズ超極細で磨きます。写真では分かりづらいですかね。写っている丸い蛍光灯のラインがだんだんシャープになっていくような気がしますかね。

シャーシと内装の塗装

シャーシと内装は基本的にセミグロスブラック基調です。

トヨタ2000GT シート

シートは、材質感の違いを出すため、いったん全体をセミグロスブラックで塗装してから、マスキングして、中央のクッション部分をセミグロスグレー(フラットブラックとホワイトで適当に調色)で塗装しました。

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