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アウトランダーPHEVのドラレコを交換する

前回のドラレコは壊れた

LG製はダメでした

以前、実車アウトランダーPHEVへの、韓国LG製のドラレコ取り付けを紹介しました。

 アウトランダーPHEVへのドライブレコーダー取り付け

しかし、このLG製ドラレコ、3年使用すると壊れます。なぜそんなに断定的な言い方をするかというと、当初取り付けたドラレコが使用後ちょうど3年で壊れ、その後交換した同一製品も使用からちょうど3年で、まったく同じ症状で使用不能になりました。

いずれも、ある日突然、フロントカメラを認識しなくなり、勝手に再起動を繰り返して制御不能になるという症状で、最初に壊れたときにはすでに保証期間切れでなおかつ生産も終了していたので、ヤフオクで見つけた未使用品を安く購入し、配線はそのままで本体のみ交換して、またその3年後に臨終したという顛末です。

 

今度はhigashiのドラレコ

higashi HDR-W200L

今回購入したのは、名古屋にあるhigashiという会社が販売するHDR-W200Lというドラレコです。

中国製ですが、日本国内用にプロデュースされているようなので、使ってみます。

前後カメラ、GPS搭載、駐車時監視といったところが主要な機能です。

取扱説明書が充実しています。中国製にありがちなヘンな日本語もありません。

レビューを書くと駐車時監視用のケーブルがもらえる

基本セットには、シガーライターソケットからの電源供給用ケーブルが付属しています。これを使えば、メカに詳しくない方でも、簡単にセットアップは可能です。

しかし、駐車時監視機能(駐車時に動体や振動を感知して録画する機能)を使うには、別売の配線ユニットが必要です。ちょうどキャンペーン中で、本体購入のレビューを投稿するとこの配線ユニットがプレゼントされるというので応募したら、ほどなく届きました。

すべてのケーブルは全取っ替え

前回のドラレコで配線済みのケーブルやリヤカメラなど、一部でも流用できれば工数削減と思っていましたが、残念ながら悉く差し込み口の形状などが異なっており、すべてを取り替えなければならないようです。

 

まずは電源の取り出しから

駐車時監視機能を使うので、電源はシガーライターソケットではなく、ヒューズボックスから取り出します。

アウトランダーPHEVは、助手席前グローブボックスの奥にヒューズボックスがあるので、ここに手を加えます。クルマの取扱説明書を見ながらグローブボックスを外していきます。

常時電源とACC電源をそれぞれ取り出す

アウトランダーのヒューズボックス

エンジンが掛かっているときのドラレコは、ACC電源から供給した電気で作動させます。シガーライターソケットが通常それなので、そのヒューズに接続します。

駐車時監視機能のための電源は、エンジンを切っていても供給される電源が必要です。ルームランプの電源が典型なので、そのヒューズに接続します。

前回接続した際の説明はこちらに詳しく書いてあるので参照ください。

前回のハンダ付けを流用

ヒューズボックスからの電源取り出し

ヒューズからの電源取り出しには、カー用品店で専用のヒューズ(ヒューズの+端子にあらかじめコードが接続されているもの)が売られていますので、それに取り替えてやるのが一般的ですが、前回は買いに行くのが面倒という理由で、汎用ヒューズに配線をハンダ付けしました。これがそのまま残っていますので、この部分は今回も流用することにします。

スリーブでコードを接続

駐車時監視用配線ユニットには、12V電圧を5Vに変換する変圧器が付いています。コードの色は黄色が常時電源、赤がACC電源、黒がアース、と汎用的な色分けでしたので、以前のものと同じでした。

そこで、はんだ付けしたヒューズ側はそのまま生かし、スリーブを使って駐車時監視用配線ユニットのコードを直結することにします。

ヒューズボックスへ組み込む

配線ユニットの加工が完成したら、これをヒューズボックスに組み込みます。コードがうまく隠れるように、ダッシュボードの穴に通していきます。ヒューズを元の位置に挿入すれば通電するはずです。変圧器部分は余ったコードを束ねたものと一緒に、グローブボックスのすき間に配置します。

配線完了

アウトランダーのドラレコ配線

黒コードはアース(Graund)なので、ヒューズボックス内の金属部分に接続します。

余計なコードはうまく隠して、配線完了です。この段階で動作テストをしておきます。

リヤカメラは向きに気をつけて

リヤカメラは上下の方向が決まっているので、逆さまにならないよう注意して貼り付けます。ドラレコのスイッチが入った状態で、映像を見ながら位置合わせをするとよいでしょう。

コードは内張りの下に隠そう

長い配線はすべて内張りの下に隠します。ヒューズボックスからのコードは助手席側のAピラーの中へ、リヤカメラのコードは左側面の天井とドアの境目の内張りの下に、それぞれ隠します。写真のような内装剥がし工具があると便利です。

これで完成

higashiドラレコ取り付け完了

はい。これで完成です。向きを最終調整し、各種設定をします。GPS受信が出来ていれば時刻合わせは不要です。

エンジンを切って駐車時監視機能もテストしておきます。

すべて良好です。あとはこれが3年経っても壊れないことを祈るばかりです。

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