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ザッハトルテジオラマ(1941年)

デメルの木箱に配置していきます

建物と石畳の配置

デメルの木箱

まず、木箱の底に車道用の石畳を敷きます。タミヤの情景用のシートです。紙に石畳を立体印刷したものなので、加工が容易で、塗装も出来ます。

一段高くした歩道は0.5㎜厚の発泡スチロールをカットし、車道とは異なる模様の石畳シートを敷きました。

木箱の奥にはこれまでに組み上げてきた建物の壁を配置します。

店先には、ウィーンのカフェ文化を象徴するテーブルと椅子を置きます。

こちらには、ウクライナのプラモデルメーカーMini Art社の「カフェの家具」というこれまた超マニアックなキットを使います。

デメルのウィンナーコーヒー

このうち、今回使用するのはコーヒーカップです。カップとソーサーを組み立て、コーヒーを注ぎ(=焦げ茶色に塗り)、上にホワイトのアクリル絵の具をボテッと載せました。

そう、ウィーンですからね。ウィンナーコーヒーです。

ザッハトルテの木箱の中

木箱の中央には、シュタイヤー軍用乗用車がレイアウトされます。タイヤはエポキシ接着剤でしっかり固定しておきます。歩道には、まさに今デメル洋菓子店からザッハトルテを購入して出てきたばかりの軍曹です。シュタイヤーの運転手が振り返ってそれを見ています。

軍曹が手にしているのはもちろんこの木箱そのものです。MDF(木質ボード)を小さく切って加工しました。表面にはザッハトルテとデメルの文字、ジャンク部品からとってきたエッチングパーツを金具に流用、そして赤いリボンを十字に掛けてみました。

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ザッハトルテを抱える軍曹

買ったばかりのザッハトルテを大事そうに抱えた軍曹です。元の顔は怖かったのですが、ちょっと口元を笑みに改造しています。

こんなに大きなザッハトルテがあるのか分かりませんが(きっと無いと思いますが)、臨場感重視です。

デメル洋菓子店の店先

店先のカフェテーブルはこんな感じです。クラシカルな椅子とテーブル。テーブルの上にはウィンナーコーヒーの入ったコーヒーカップが2つと水の入ったボトルです。

お店の壁には裸電球のランプが伸びています。

デメル洋菓子店の写真

そして、蓋の内側には実際のデメル洋菓子店の建物と青空を撮った写真を貼ってみました。

ジオラマのバックになる部分なので、これで奥行きを感じてもらえるのではないかと思います。

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