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Red Bull Racing Renault RB6

精巧、でも複雑で難しいところも

エンジンが、ない!

レッドブルRB6の説明書

タミヤの1/20グランプリコレクション№67のフルディスプレイモデルです。実車のフォルムは凝ったエアロダイナミックスのお陰で複雑な形状をしていますが、このキットも部品点数が多く、難易度も高くなっています。組立説明書も12ページ+デカール指示書の計16ページと、このスケールのモデルとしてはかなりボリューミーです。

多くのF1モデルでは、エンジンの組み立てから始まって、足回り、フレーム、そしてシャーシやボディの組み立てへと進むことが定番です。しかし、このキットは、コクピットの組み立てから始まって、エンジンの組み立ては最後までありません。

そうなんです。このキット、エンジンの再現がないんです。実車紹介のところでも書いたとおり、エンジンがすっぽりとシャークフィンと呼ばれるカバーで覆われており、外から全く見えなんです。おそらく、内部は秘密で、タミヤといえども、その取材ができなかったのだと推察されます。

 

部品の下処理

レッドブルRB6レッドブルの部品の下処理

各部品はボディカラーの青と黄色で成形されていますが、塗装は改めて行うので、部品の下処理を行います。バリやヒケはほとんどありませんが、押し出しピン跡は避けられないので、パテで埋めておきます。

専用カラー

レッドブル専用カラー

このキットの塗装には、2つの専用カラーがスプレータイプで用意されています。TS89パールブルーと、TS47クロームイエローの2色です。どちらもメタリック調のカラーで、飲料パッケージや様々なスポーツのスポンサーで利用されている色彩となっています。

レッドブルRB6のボディ塗装

青と黄色、どちらを先に塗るか、迷うところですが、黄色を先に吹くことにします。成形したボディパーツ一式をいったんまっ黄色にします。

あとで上から青くするわけですが、色調が違ってしまわないように、すべての青の下には黄色を置いておくようにします。

こんな風に、黄色く残す部分にマスキングを施し、上からパールブルーを吹いていきます。綺麗なブルーです。

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