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LOTUS TYPE 79 FORD (1978年)

塗装とデカール

エンジンと足回りの塗装

ロータス79のエンジンブロック

エンジンブロックはタミヤアクリルカラーのフラットアルミをベースに、メタリックグレーなどを重ねていきます。

ボディなど強い塗膜と艶が必要な箇所にはラッカー系のMr.カラーを、細かい筆塗りなどはエナメル系のタミヤカラーを、そしてそれ以外の吹きつけには臭くないタミヤアクリルカラーを使うことが多いです。

ロータス79のギアボックス

ギアボックスは、タミヤアクリルカラーのメタリックグレーをベース塗装します。

私はこのタミヤベーシックエアブラシがお気に入りです。気軽に分解清掃できるところがうれしいポイントです。

ボディのブラック塗装

ロータス79のボディ塗装

続いてボディ部分です。JPSカラーのロータス79の特徴はなんといってもこの黒ですね。選んだのはMr.カラーの157番「スーパーブラック」です。この色は青ベースの黒で、濃い墨汁のような深みのあるてかりがあります。でもこのスーパーブラック、現在は製造中止になっています。今回もこの最後の一瓶を使い切ることになります。懐かしのフタ形状です。ううっ。代替品はMr.カラーGXの2番「ウイノーブラック」だそうです。「皆さんご存じの黒!」って意味ですか。よく分かりません。次回からはこちらですかね。

エッチングパーツの下処理

今回は、別売のエッチングパーツを使用します。従来のエッチングパーツは、ピンポイントアクセントのための細かい部品をプラスチックに置き換えるものが多かったのですが、このエッチングパーツは大胆です。特にリアウィングの翼端版を丸々金属にしてしまうあたり、ちょっとプラモデルの域を超えかかっています。

エッチングパーツの塗装下処理として、ベンジンで油分をぬぐい、メタルプライマーで塗料の食いつきをよくしておきます。

ロータス79の消火器

消火器は赤ではなく、金色なんですねー。タミヤエナメルカラーのチタンゴールドをエアブラシで塗装しました。まあ、組み立てると外からは見えないんですけど。

ホイールの塗装

ホイールを塗装します。キットのホイールはメッキ部品になっていますので、最大限これを利用します。ただし中央部はゴールドなので、この部分は塗装します。まず、メッキを生かす部分をマスキングするため、マスキングテープを丸くくりぬきます。ハセガワトライツールのテンプレートとマイクロナイフを用いてくりぬきます。これをホイールに貼り、エアブラシでゴールドを吹くと、いい感じに仕上がります。

ロータス79のオイルタンクノズル

このキットの部品には細かいものが多いです。写真は、オイルタンクから出るノズルです。クリヤーブルーとクリヤーレッドのナットで構成されているので、これを塗装で再現します。

ロータス79のサイドポンツーン

サイドポンツーンはある程度組み上げてから塗装します。十分に艶が出ていますが、この後、デカール貼付とクリヤーコートを行います。

リヤウィングの組立

ロータス79のリヤウィング

リヤウィングは、天板はプラスチックですが、翼端版にはエッチングパーツが用意されています。エッチングパーツを2枚貼り合わせて利用しますが、天板との接着時には直角の再現が非常に難儀です。写真のようにタミヤセメントの角瓶をガイドにエポキシ系接着剤で固定します。

タブデザインのデカール

ロータス79のデカール

ボディにデカールを貼っていきます。今回はキット付属のデカールに、タブデザイン製のオプションデカールを追加してディテールアップしていきます。キットには肝心のJPSロゴが入っていませんので、オプションデカールは必須です。

ロータス79のボディ

このように貼付します。デカールを貼った後は、Mr.カラーのスーパークリヤーⅢでコートして研ぎ出しをします。黒地に金のストライプはやっぱりかっこいいですね。ピットクルーのユニフォームなどもこのカラーリングで統一されていたようです。

JPSは、英国のジョン・プレイヤーさんという方が作ったたばこ会社のブランドです。今でも同じカラーリングで売られています。

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