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オーストリアの飲料メーカー、レッドブルは、2005年、当時のジャガーレーシングを引き継ぐ形でF1に本格参入しました。通常、新規参入チームは苦戦が続くことが多いのですが、レッドブルはその潤沢な資金力に物を言わせ、2009年には奇才エイドリアン・ニューウェイをテクニカルディレクターに迎えるなど急ピッチでチーム力を上げていきます。
そして2010年には、S・ベッテルとM・ウェーバーを擁したRB6が、最終戦までもつれ込んだ決戦を制し、ドライバーズチャンピオンとコンストラクターズチャンピオンの両タイトルをもぎ取りました。
このマシンには、様々な新機構がちりばめられていますが、特徴的なのは、エアロダイナミックスです。取り込んだ空気を強制的にリアウィングに吹き付けるFダクト、複雑な形状のブロインディフューザーや可変式のフロントウィングなどです。
外観上は、滑らかというよりは随所でシャープに切れ上がったフォルムに仕上がっており、この時代の流行であるシャークフィンと言われる大きなエンジンカバーも目立っています。
個人的な外観上の好みでいうと、1970年代のマシンと、1980年代から1990年代の自然吸気(ターボエンジンではない)時代のフォルムが好きです。この2000年以降のマシンはハッキリ言ってカッコ悪いです。
今回は、タミヤから発売されたフルディスプレーモデルを製作します。
高い完成度で正確に再現されているものの、実車が複雑なため、難易度は高いモデルです。
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