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タミヤの1/12プラモデル製作記です。
初代フェアレディSR311が1960年に誕生してから9年後、フルモデルチェンジされたフェアレディZ(S30)が発表されました。
当社から北米市場を意識して生産され、特に米国で絶大異な人気を誇ったほか、サファリラリーなどのレースでも優勝を飾る成績を残します。
そして1971(昭和46)年に日本で発売されたのがこの240ZGです。
キットは、当時の金型を再利用して新たに復刻版として発売した、タミヤの1/12ビッグスケールシリーズです。
このコーナーで1/12の製作過程を紹介するのは初めてです。
ストリートカスタムモデルといって、240ZGにエンジンチューンナップやオーバーフェンダーの追加を行った市販車版のカスタムモデルです。箱の上に置いたボールペンで、その大きさを想像してみてください。
初版はなんと1972年だそうで、50年も前ですね。以降、何度か再販されており、今回も約7年ぶりの再販です。金型は初版当時のものですので、現行のタミヤモデルに比べれば、バリやヒケの修正は必要だろうと推察されます。
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箱の中身はこんな感じです。ボディ本体が中央に鎮座ましています。ランナー数は20個ほど。部品点数は、、、たくさんです。
ボディの上のスプレー塗料は別売りです。240ZGのオリジナルカラーは、レッド、ホワイト、そしてこのマルーン(フランス語で栗ですね。)でした。今回もこの特徴的なマルーンで塗装するつもりです。
組立説明書は20ページあります。基本的にはこれに沿って組み立てていきますが、塗装と組立の細かい順番は、部品構成を確認しながら、いつものように別途手順書を作っていきたいと思います。
タミヤの1/12スケールモデルは、完成度が高いので、大掛かりな改造は施しません。1/24スケールなどだと、ドアやボンネットを開けたり、エンジンを追加したりなど諸々細工することも多いのですが、今回はささやかなディテールアップの積み上げが中心です。
制作開始は2022年5月です。製作期間は1年間の予想です。
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