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ザッハトルテ(Sachertorte)は、オーストリア・ウィーン発祥の、チョコレートケーキの王様と称されるケーキです。
1832年に、フランツ・ザッハーという料理人が考案したと伝えられています。正規のザッハトルテは、ウィーンの「ホテル・ザッハー」と、洋菓子店の「デメル」(Demel)のみが名乗れるとされていますが、世界中に模倣品が出回り、もはや固有名詞ではなくなってしまっています。
小麦粉、バター、砂糖、卵、チョコレートなどで生地を作り、焼いた後にアンズジャムを塗り、その上から溶かしチョコレート入りのフォンダン(糖衣)でコーティングします。真っ白なホイップクリームを添えて食べることが多いです。
今回題材とするのは、洋菓子店「デメル」の方です。オーストリアの皇室御用達で、地元の人たちも、そして観光客にも愛されているみたいです。
ザッハトルテは、冒頭紹介したオシャレな木箱に収められており、高級感を醸し出しています。
日本では、上野風月堂が出資したデメル・ジャパンが国内販売を担当しており、全国の有名百貨店などに店舗を構えています。
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価格:4,400円 |
ウィーンといえば、音楽と芸術はもちろんですが、2011年に無形文化遺産に登録された「カフェ文化」というものもあります。
ウィーンでは、17世紀頃からコーヒーを飲んでいたそうで、街中のいたるところにカフェがあり、店内でも、店先でも、人々がお茶していたようです。
今回の舞台設定の第2次世界大戦中がどうだったか知りませんが、まあ平和なワンシーンとして再現してみました。
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