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靴底の修理

靴底をパテ補修する

すり減った靴底は簡単に修理できる

革靴の靴底をパテ補修します。
靴底がすり減った

革靴の靴底がすり減ってきました。とはいえ張り替え修理をするほどではありません。こんな時は靴底をパテ補修します。

セメダインのシューズドクター
セメダインシューズドクター

今回使用するパテは、セメダインから出ている、「シューズドクター」です。同様の製品には「シューグー」などいくつかありますが、基本的な使い方は同じです。

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下処理を行う

靴底をサンドペイパーで均す
足付けをする

まず、補修したい靴底の表面を粗め(120番~240番程度)のサンドペイパーでこすります。平らに均すというよりも、表面を整え、適度な凹凸を付ける(足付けをする)目的です。

土手を作る

シューズドクターの土手作り
パテ盛りのための土手作り

パテ埋めに先立ち、土手を作る必要があります。シューズドクターには、写真のようなプラ板が附属しており、こうやってテープで固定して使うことが出来ます。

ですが、カムテープを適当な長さに切り、写真のように折って、かかとの周りにグルッと貼り付けた方が綺麗な土手になります。剥がした跡が心配ならマスキングテープ等で養生しておけば安心ですが、たいていの場合、そのまま貼付しても剥がし跡は残りません。

パテを流し込む

ここに、シューズドクターをチューブからしぼり出して充填していきます。空洞が出来ないようにゆっくりと流し込むことがコツです。靴底ですから、表面の仕上がりにそれほど気を遣う必要はありません。

乾かす

靴底修理 シューズドクターが固まった
シューズドクターが固まった

乾燥には24時間以上を要します。週末に作業すれば月曜日の朝には間に合います。ガムテープの土手を外すと、いい感じでパテが固まっています。

出来上がり

シューズドクター仕上げ
シューズドクター仕上げ

周囲に出来たバリはナイフで切り落としておきます。今回はうまく出来ましたが、もし表面に空洞(気泡)が出来てしまった場合は、この段階でシューズドクターをタッチアップして補修すればOKです。

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