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さて、ここでちょっと仮組みをしてみましょう。このような改造を施す場合には、部品同士の干渉を確認するために、何度も何度もボディとシャーシを付けたり外したりします。今回もこれまで30回くらいは付け嵌めしています。こういった動作に耐えられるかも重要なポイントですが、ナガノのキットは実に優秀です。
メンテナンスハッチは、上から下にドアが開くオーブンレンジ式です。ヒンジは至ってシンプルに、直径0.6㎜の真鍮線を直接ハッチに接着します。閉め心地がいいように、真鍮線の両端を少しカーブさせておきます(写真左)。開閉イメージは写真右の通りです。
トランクには電池ボックスが入りますが、キットにはトノカバーが付いていないので、プラ板で自作します。
ホイールの塗装です。元々のパーツはメッキ仕様だったのですが、ピカピカすぎるので、メッキはいったん剥がします。実車はホイール本体がマグネシウム合金、中央にセンターロック式のナットが付きますので、これに似た色を探します。
当時のマグネシウム合金は酸化してしまって実際の色は想像でしかないのですが、メタリックグレーとブラック、そして少量のブラウンを調色したものをベースに塗装し、センターロックナットと、位置決めのためのナットをそれぞれクロームシルバーで塗装しました。
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