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アオシマのレアキット「小學校」を500円でゲットしました。キット自体はとてもショボいのですが、これをベースにジオラマ風に仕上げてみました。時代がかった箱絵がおしゃれです。
キットはいたってシンプル。壁と屋根を組み立てれば出来上がるようになっています。しかしそれでは芸がないので、諸々手を加えていきます。まずは、ホットナイフで窓をくりぬいていきます。昇降口のドアも切り離します。
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窓には付属のシールを貼ってみましたが、窓の部分が黒なので、、、(上の最初の写真の右側)。
黒い部分をすべて切り抜いてみました。しかし、いかにも安っぽい感じだったのでボツ。ダイソーの木目調インテリアシートを切り抜いて貼りました。この方が断然いい感じ。
壁を塗装します。内壁はフラットアース(1つ目の写真)、外壁はオリーブドラブ(2つ目の写真)、窓枠をレッドブラウンで塗りました(3つ目の写真)。まるで旧日本軍のようです。
ドアは開閉できるように、洋白線でヒンジを作ります。
キットでは建物内部が空洞なので、造作をしていきます。
まずは1階と2階の床を作ります。プラバンを切り出し、けがき針で床板の溝を掘ります(1つ目の写真)。小物も作ります。下駄箱(2つ目の写真)と黒板(3つ目の写真)はプラ板で作りました。
続いて階段を作ります。左は設計図です。実際よりも急角度にデフォルメしています。階段はプラ板の枠にパテを盛り、半乾きの状態で、細かく切ったプラ板を踏み板として差し込んでいきます。階段室は1㎜プラ板で製作しました。中央の丸穴には照明が入る予定です。
机や椅子は紙で作りました。薄手のボール紙にサクラクーピーペンシルで着色しました(1つ目の写真)。教卓、児童用、職員用など、計30個です(2つ目の写真)。
下の写真の、上が2階部分、下が1階部分です。
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花壇を作ります。校舎の周囲を囲むように、5㎜角プラ棒と0.5㎜プラ板で製作しました(1つ目の写真)。1/60スケールなので、実際の大きさは奥行き30㎝の花壇ということになります。これに鉄道模型用の植栽を載せました(2つ目の写真)。
電飾を施します。ベースの裏側に、ボタン電池とスイッチを仕込み、麦球を2個穴から出します。それぞれ1階と2階の照明にします。
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小物も作ります。左は防火桶。これはキットに付属していたものをそれっぽく塗装しました。奥にあるのは鉄棒。これもキット付属でしたが、棒がスケール比で太すぎるので、ルーターで細く削りました。また柱の部分も60番のサンドペーパーで傷を付けて木質感を出しています。その手前にあるのが二宮金次郎像。昔はどこにでもあったのに最近は見なくなってしまいました。元祖歩きスマホでしょうか。塗装で石質感を出しています。そして手前にあるのが大八車。こちらもキット付属品を塗装しています。樹木は庭の南天の枝を切ってきて、鉄道模型用の着色ゴケを貼りました。
フィギュアも作ります。
キットには大人の男女のフィギュアが付属していますので、これはこれで利用するとして、複製してクローン人形を作ることにしました。
レジンによる複製の詳しいやり方は、マツダファミリアの製作風景をご覧ください。
が、男性の方はあまりうまくいかず、女性のみ利用することにしました(下の写真の中央が複製)。元のフィギュアは、子供に改造すべく、バラバラ殺人です。
子供のフィギュアは、パテと洋白線で骨格を作り、肉付けしていきます。左が男の子、右が女の子。女の子の顔は先ほどの女性の顔を流用しています。
だんだん出来上がっていくところ。1/60スケールなので小さくて作りづらいです。肉付けや衣服などはMrホビーのホワイトパテ、細かいところはタミヤのベーシックパテ、塗装はタミヤのエナメルカラーです。
ところで話は変わりますが、女の子のスカートはタミヤのエナメルカラーのフラットレッドで塗装しています。長年愛用していたパクトラタミヤがなくなり(というか、品質も劣化して相当使いにくかったのですが)、新品のタミヤエナメルに買い換えたので、ちょっと並べて記念撮影してみました。おそらく四半世紀以上前に購入した懐かしの金属製蓋のパクトラタミヤです。
並べてみると、まず瓶の大きさが違います。旧パクトラタミヤは7mm、現タミヤカラーは10mlです。品名表示も、現在は「合成樹脂塗料」ですが、当時は「油性塗料」というザックリさです。成分表示に至っては、現在の「アルキド変性アクリル樹脂、顔料、有機溶剤、シリカ」に対し、当時の「有機溶剤」のみには唖然です。
こちらの道具ページで、いろいろな塗料の紹介を行っていますので、ご覧ください。
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さて、本題に戻って、建物の組み立てに入ります。こちらは、1階部分を配置したところ。手前は昇降口のたたきになる部分です。防火桶や鉄棒なども配置しておきます。
正面と左右の壁を組み立てます。写真は後方から見たところ。中央に階段室を設置し、照明用の麦球を通します。
教室の奥に女性の先生、手前に女の子を配置します。
2階の床も張りました。この後、後方の壁を取り付け、屋根を載せれば建物は完成です。
地面には土と草の混じったイメージで、ジオラマ用のパウダーを水溶き木工用ボンドで貼り付けていきます。男の子と二宮金次郎はこのあたりに配置します。
完成です。正面から見たところ。
いくつかの角度から見てみましょう。3つ目の写真はドアを開けたところです。
夜はこんな感じです。
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