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図説したものがこちらです。Aの真鍮パイプに洋白線を通し、両端を2回90度に曲げてBの真鍮パイプに通します。Aはボディ側に固定しますが、Bはボディには接着せず、真鍮パイプCとはんだ付けします。Cを通る洋白線の両端はトランクの裏側に固定する真鍮パイプDに通します。
これによって①の回転運動と②の回転運動の2つの支点が出来るというわけです。
いったん仮組みしてみました。仕組みとしては成功です。あとは綺麗に開いて、綺麗に閉まるよう、真鍮パイプの固定箇所や洋白線の曲げ角度などを調整していきます。
大まかな調整が終わったら、ギミックを組み立てます。金属同士の結合はハンダでろう付けします。余程のことがない限り外れることはありません。
写真は年季の入った紀文のカマボコ板に固定しているところです。
ギミックの本体はコクピットの後端裏側に接着します。真鍮パイプだけだと接着面積が小さいので、土台となる0.1㎜厚の洋白板に真鍮パイプをハンダでろう付けしてあります。
トランクの裏側にも真鍮パイプをろう付けした洋白板を瞬間接着剤でしっかりと接着します。こちらは真鍮線を通すだけにし、組立中に着脱できるようにしておきます。
トランクの内側は目印となる線がたくさん書かれています。正確に位置決めするのに大切なことです。あとで塗装するので見えなくなります。
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このトランクはボディにくっついていたものを切り離しただけですので、周囲に受け皿になる縁を作らないと、蓋がトランク内部に落ちてしまいます。
写真はマスキングテープで型紙を作っているところです。中央の丸い部品はネオジウム磁石を仕込んだ箇所です。
こんな風に周囲に縁を作れば、トランクの蓋は下に落ちません。
トランクのギミックが出来上がったところで、コクピット部品を塗装しておきます。この部品は、シャーシ部分とコクピット部分がくっついているので、塗り分けが必要です。コクピット部分をマスキングしてシャーシ部分をセミグロスブラックで塗装します。
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