【プラモデル製作記】フジミ　Ferrari 641/2 (1990年)　フェラーリ641/2

アンダーカウルはフラットブラックで塗装します。先ほど紹介したとおり、湾曲の補正が済んだところで、クリップで留めてタミヤアクリルカラーのXF-1フラットブラックをエアブラシで吹きます。

サイドカウルの内側も同様にフラットブラックで塗装します。先に表面をレッドで塗装済みなので、表面に回らないようにマスキングテープで養生してから、内側を塗装します。

エンジン周辺のシャーシ内側には、遮熱用のシートが貼られていたようです。塗装で塗り分けてもよいのですが、実車は実際にシートを貼っているので、ここでも「貼る」ことによるシワシワ感を再現したいと思います。

まずは、貼付場所に紙を当てて型紙を作ります。

使用するのは、ダイソーのアルミテープです。もちろん100円。本来の用途は台所周辺の継ぎ目補修などでしょうか。

こんな便利ものが簡単に手に入るようになる前は、タバコの内張りなどがよく流用されていました。私はタバコを吸わないのですが。

こんな感じで、アンダーカウルとサイドカウルの内側に貼ります。

写真では分かりづらいかも知れませんが、適度なシワが出来ます。実車もこんな感じです。塗装ではなかなか再現できない仕事です。