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このキットは、標準でボンネット、リヤゲート、ドアが開閉するようになっています。今回はこれに加えて給油口の開閉も造作します。
側面の窓枠をシルバーで塗装します。前後の窓枠はゴム製(キットではポリエチレン部品が用意)なので、塗装はサイドのみです。マスキングテープと紙片で完全武装して、シルバーを吹きます。
リヤウィンドーです。ウィンドー用の透明パーツは、リヤゲートの窓枠よりも一回り小さく作られており、上下左右計6か所のツメでゲートに接着するようになっています。ここはエポキシ接着剤でガッチリと固定しました。
周囲の隙間にはポリエチレン製の部品で再現されたゴムパッキンが装着されるのですが、相応の力がかかるので、透明パーツをしっかりと接着しておく必要があるのです。
フロントウィンドーも同様です。透明パーツから出ているツメをエポキシ接着剤で固定し、周囲の隙間にパッキンをはめ込みます。
側面後部の窓ガラスは外側から装着する作りになっています。先に窓枠をシルバーで塗装し、エポキシ接着剤を用いて慎重に取り付けます。
リヤゲートは、開閉ギミックがキットに用意されていますので、これをそのまま利用します。実車同様、アウトスイング式にゲートが開閉します。ダンパーも用意されているので、好みの位置で保持することも可能です。
ドアの部品構成はこのようになっています。開閉のためのヒンジは塗装前に装着済みです。これに窓ガラスを装着したのが写真の状態です。
ドアの内張はポリエチレン製の部品が用意されており、この上にドアの取っ手や窓ガラスの開閉ハンドル等が装着されます。ポリエチレン製部品は、はめ込み式になっているので接着剤は不要と指示されていますが、念のため瞬間接着剤で固定しました。
ボディにドアを装着します。ドア側のヒンジの上部をボディ側のヒンジに通し、下部をパチンとはめ込みます。閉まり具合もいい感じです。
ドアの開閉ギミックの調整は、こちらのページをご覧ください。
リンク:ドアの位置合わせ
ボディの前端部は、写真のようにいくつかの部品に分かれて構成されています。それなりに力のかかる部分なので、しっかりと接着しながら組み立てます。
組み上がった前端部の内側、つまりエンジンの前方は結構スペースが開いています。ここにはホーンが収まります。どんな音だったのかはわかりませんが、トラックバス用の大型ホーンが付けられていたようです。
ボンネットのヒンジはプラスチック部品で用意されています。しかし、やや強度に心配があるのと、少し引っ掛かりが気になるので、0.8㎜の洋白線で作り直します。
写真はオリジナルのヒンジと洋白線ヒンジの比較です。かなり長めに切り出していますが、装着後、先端を折り曲げて抜けないようにする予定です。
こちらはボディをマウントした後の写真になりますが、このように前方に大きくガバッと開きます。
青い丸で囲った部分が洋白線製のヒンジです。
閉めたときに綺麗に閉まるかも重要です。洋白線のヒンジの曲げ角度を調整して、ピタッと閉まるようにします。
キットでは給油口は開口されていませんので、モールドを丁寧に掘り下げて切り離します。
開けただけだとボディ内部がそのまま見えるだけなので、給油口を自作します。ネットを探しても給油口の写真というのはなかなか見つからないのですが、半ば想像で作ってみます。プラバンを積み上げ、ヒンジの受け部分を作ります。全体をセミグロスブラックで塗装し、給油口の蓋っぽい部品をジャンクのエッチングパーツから探し出してくっつけてみます。それっぽいでしょうか。
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