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この時代のパワーユニットの定番といえば、フォードコスワースのDFVエンジンでした。この頃のF1のいいところの筆頭は、エンジンがよく見えるという点です。現代のF-1はカウルですっぽり覆われ、なんだかまったく分からなくなっていますが、この時代は、バイクのように丸見えです。
まずは実車写真を参考に、パイピングを施していきます。
フォード・コスワースのV8エンジンをシャーシに載せました。第1号キットとは思えない精密さです。イグニッションシステムから8気筒の点火プラグに伸びる黒コードはキット付属の物、赤いコードは適当に追加したパイピングです。リアルっぽさが出るでしょうか。
エンジン本体はシャーシ後部のリアバルクヘッドにネジ止めされます。
エンジンのスロットルプレート上部は8気筒分のファンネル(漏斗)状の壺が並びます。実車はここに金属製の網がカバーとして付きますが、キットでは再現されていません。そこで、金網をポンチで丸くくり抜き、ファンネルの上に載せてみます。
このキットには、ドライバーの人形が付属しています。せっかくなので利用しましょう。
ドライバーズシートにはこんな風に乗ります。スペースの関係上、足先はありません。シートベルトは付いておらず、ドライバーを乗せない場合にシートに貼るためのデカールが用意されているだけです。よって、別途自作しました。
パイピングを施す際、そのまま部品に穴を開けて刺すだけではリアリティに欠けます。そんなときに便利なのがビーズです。大きさも形も材質も様々ありますし、塗装も可能です。プラスチック製の物ならお値段もお手頃です。
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