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【プラモデル製作記】ザッハトルテジオラマ(1941年)

デメルの建物を作る その2

ドアと窓を作る

出入り口となるドアと小窓です。木製の縁の再現には100円ショップのシール付き木目調シートを利用します。

ガラス部分は、透明のプラ板にタミヤアクリルカラーX19スモークを塗装して、向こう側が見え過ぎないようにします。

ドアノブは短く切った虫ピン(直径0.73㎜)の頭です。

デメル菓子店の店内

ドアや窓の向こうにかすかに店内が見えるように細工します。奥行きのスペースが取れないため、実際に内部造作を施すことは出来ないので、現地の店舗内を撮影した写真をインターネット経由で拝借してカラー印刷します。

デメル菓子店のドアと窓

これらを先ほど作った白壁に装着します。くり抜いた壁の内側からドアと窓を装着します。そして、店内が撮影された写真を、曇りガラスから少し離して(←ここがミソ!)装着します。

すると、ガラスの遠くの方に景色が見えるかのような錯覚を得られます。

 

日除けを作る

デメル菓子店の日除け

こちらは店頭の日除けです。白地に黄色いラインを入れ、デメルのロゴをコピーして作図し、白い厚紙に印刷しました。

これを切り取って、後ほど建物の1階部分に装着します。

ランプを作る

建物の外壁に、ランプを取り付けたいと思います。

用意したのが、Plus Model社というチェコ共和国のプラモデルメーカーによる、1/35スケールの「Lanps on wall」(壁に付けるランプ)という超マニアックなキットです。トラディショナルなガス灯風のランプと、裸電球のランプが2つずつ入っています。

チェコのプラモデルメーカー

今回使用するのは、裸電球のランプの方です。本当はガス灯風のランプを付けたかったのですが、1/35スケールとは思えないいい加減な縮尺で、実寸換算で140㎝(中学生の身長!)もあるランプは不釣り合いで使用不能でした。バリだらけですが、エッチングパーツも付いていて可愛いキットだったので残念です。

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