№28(2014年)
川崎市の北部、麻生区にある王禅寺です。今では周囲はすっかり住宅地ですが、1200年以上前からある古い真言宗のお寺です。
延喜21年(921年)に開山した真言宗のお寺です。前庭には、樹齢450年と伝えられる禅寺丸柿の原木があります。これは、「柿生」という地名の由来となったといわれている日本最古の甘柿です。
最寄り駅は小田急線の柿生駅又は新百合ヶ丘駅ですが、いずれからもバスに乗る必要があるので、最寄り駅は実質無いと言ってもよいロケーションです。
付近は昭和中期に開発された高級住宅地となっており、お寺の周囲は王禅寺ふるさと公園として整備され、市民の憩いの場となっています。近年は、温水プールや釣り堀などのレジャー施設もオープンし、再開発が進められています。また、横浜市営地下鉄があざみ野駅から新百合ヶ丘駅に延長される途中駅の設置も予定されています。
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