勤務先の創立○○周年記念の記念品が届きました。バカラ製の高級ガラス花瓶です。おそらく5万円くらいするでしょう。花瓶ではありますが、この逆円錐形の形状では、実際に水を入れて花を生けるには極度に不安定です。おそらく花を愛でるのではなく、花瓶そのものを愛でるものなのでしょう。
真っ赤な立派な化粧箱に入っています。ずっしりとした重みは高級感を感じさせます。柔らかい緩衝材のクッションに囲われ、恭しく鎮座しています。
今回はこれをランプに応用しようと思います。
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ランプですので、発光体が必要です。これまでのランプ制作では、フルスクラッチで電球やLEDと電池ボックスを組み上げることが多かったのですが、今回は趣向を少し変えて、既存のランプを改造して使うことにします。
白羽の矢が立てられたのはこちら。エディオンの景品で貰ったミニカンテラです。高さが10㎝くらいのものです。
このミニカンテラ、上部を上にスライドさせるとスイッチが入り、中央の棒状のLEDが光る仕組みです。電源は単3電池2本です。
まずは分解してみましょう。基本的には大小のネジで留まっているようです。
ドライバーの先の部分がスイッチになります。板バネ状の部品を押すとスイッチオフ、離すとスイッチオンになります。
このように離した時にONにするような回路はいくつか考えられますが、既にモーメンタリスイッチとして組み上がっていますので、ここでは詳細は割愛します。
ON/OFFの動作をポンチ絵にするとこうなります。上部の円筒に付いたピンがスイッチを押したり離したりします。
この上にバカラの花瓶を伏せて置こうというわけですが、花瓶の中で上下させてON/OFFというのでは使い勝手が良くありません。
そこで、これを上下動ではなく、左右の回転でON/OFFするように改造したいと思います。イメージ図はこちらです。
そこでまず、電池ボックスを兼ねた土台の中央に穴を開け、直径3㎜の長めのボルトを下から刺し、ナットで固定します。
この上に円筒の底の部分を取り付けます。この底の下からスイッチを操作するピンが伸びています。中央をビス留めしているので、上下ではなく左右に回転運動します。
その上にLEDランプと外周のレンズカバーを戻して完成です。
電池を入れて、スイッチ役となった円筒底部を右に回すと、LEDが光ります。
上から花瓶を逆さに被せればバカランプの完成です。バカラの複雑な凹凸が光を乱反射させます。
クリスマスっぽくもできます。
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